魚類の中で最も長い和名をもつカワハギ科に属する海水魚ウケグチノホソミオナガノオキナハギ(Anacanthus barbatus)。なんと17文字もあるんです。とっても長い名前なんですが、見た目の特徴をしっかり捉えた名前なんですよね。
ウケグチノ ホソミオナガノ オキナハギ
受け口の 細身尾長の 翁ハギ
受け口で細身で尾が長いアゴ髭のあるカワハギって感じです。五七五音から成っているので覚えやすいですね。翁はお面を見てもらうと分かるかも。全然関係ないですが、沖縄の一部集落では、住んでる場所や身体的な特徴の屋号で呼んだりしてたそうです。場所によってはみんな「大城」さん「仲間」さんと苗字が同じなこともあって分かりやすく呼び合ってたみたい。
ちなみに、ウケグチノホソミオナガノオキナハギは太平洋西部熱帯域の深度3-8mに生息し、体調は最大で35cmにもなるそうです。
余談ですが、魚類の中で長い和名の時点はミツクリエナガチョウチンアンコウ(Cryptopsaras couesii)は16文字でした。
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