1月15日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
年の初めの家庭行事: 小正月
1月1日の「大正月」に対して、1月15日を「小正月」という。また、14日から16日までの3日間、元日から15日までの15日間を「小正月」ともされる場合などがある。
Q: 大正月と小正月はどう違うのですか?
A: 大正月(元日)が年神様をお迎えする公的な、あるいは儀礼的な行事が中心なのに対し、小正月は農作物の豊作祈願や家庭内での行事(餅つき、どんど焼き、かゆ占いなど)を主に行う期間とされています。また、一般的に門松などを飾っておく「松の内」が終わる時期にあたり、正月の締めくくりとして位置づけられることもあります。
Q: 小正月の期間は具体的にいつを指しますか?
A: 主に1月15日当日を指すことが多いですが、地域や習慣によっては1月14日から16日までの3日間、あるいは元日から15日までの期間全体を指して小正月と呼ぶこともあります。
Q: 小正月にはどのような食べ物が関連していますか?
A: 一年の無病息災や五穀豊穣を願って、小豆を入れた「小豆粥(あずきがゆ)」を食べる風習が広く見られます。小豆の赤色が邪気を払うと信じられてきました。また、豊作を祈って米の粉で作った団子を木の枝に飾り付ける「餅花(もちばな)」の行事を行う地域もあります。
いい手で清潔習慣: 手洗いの日
P&Gが制定。手が5本指であることから「い(1)い(1)て(5)」(いい手)と読む語呂合わせから。「世界手洗いの日」は10月15日。
Q: なぜ1月15日が「手洗いの日」なのですか?
A: 日付の「1(い)1(い)て(5)」を「いい手」と読む語呂合わせにちなんでいます。この記念日は、石鹸や洗剤などの製品で知られるP&G社によって、正しい手洗いの習慣化を促進する目的で制定されました。
Q: 10月15日の「世界手洗いの日」との違いは何ですか?
A: 1月15日の「手洗いの日」は主に日本国内向けに企業が制定した記念日ですが、10月15日の「世界手洗いの日」は国際衛生年(2008年)を機に、石鹸を使った正しい手洗いの普及を目指してユニセフなどの国際機関が提唱した国際的な啓発デーです。目的はどちらも手洗いの重要性を広めることにあります。
Q: 効果的な手洗い方法のポイントを教えてください。
A: まず流水で手を十分に濡らし、石鹸をよく泡立てます。手のひら、手の甲、指の間、指先や爪の間、親指の周り、手首まで、それぞれ忘れずに丁寧に洗いましょう。洗い終わったら、十分な流水で石鹸を完全に洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルでしっかりと水気を拭き取ることが大切です。
首都の安全を守り続けて: 警視庁創設記念日
1874年(明治7年)のこの日、東京警視庁(現:警視庁)が創設。

Q: 警視庁はいつ、どのような目的で創設されたのですか?
A: 1874年(明治7年)1月15日に、日本の首都である東京の治安維持を専門に担当する警察機関として、当時の内務省のもとに「東京警視庁」という名称で創設されました。これは、明治政府による近代的な警察制度確立の一環でした。
Q: 警視庁と他の道府県警察にはどのような違いがありますか?
A: 警視庁は東京都を管轄する警察本部であり、その長は警視総監です。道府県警察もそれぞれの地域を管轄しますが、警視庁は首都警察として、皇族の警衛、国会議事堂や首相官邸などの重要施設の警備、大規模な国際会議の警備など、国全体の公安に関わる特別な任務も多く担っています。
Q: 警視庁のマスコット「ピーポくん」はいつからいるのですか?
A: 警視庁のシンボルマスコットである「ピーポくん」は、都民と警視庁を結ぶ架け橋となることを目指してデザインされ、1987年(昭和62年)4月17日に誕生しました。名前は人々の「ピープル」と警察の「ポリス」の頭文字を組み合わせて名付けられました。
日本のショービジネスの一幕: アダルトの日
1947年(昭和22年)のこの日、日本初のヌードショーが開演された。
Q: なぜ1月15日が「アダルトの日」と呼ばれているのですか?
A: 1947年(昭和22年)1月15日に、東京・新宿にあった帝都座という劇場で、日本で初めてのストリップショー(ヌードショー)とされる「額縁ショー」が上演されたことに由来します。これが戦後日本の大衆文化における「アダルト向け」エンターテインメントの嚆矢(こうし)と見なされたことから、この日が俗に「アダルトの日」と呼ばれることがあります。
Q: 当時の社会ではどのように受け止められましたか