1月22日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
国民食が一斉給食メニューに登場した日: カレーの日
1982年(昭和57年)のこの日、全国学校栄養士協議会が学校給食創立35周年を記念し、全国の小中学校約800万人の児童にカレーライスの給食を提供しました。これを記念して、全日本カレー工業協同組合がこの日を「カレーの日」に制定しました。2016年(平成28年)には日本記念日協会により認定・登録されています。

Q: なぜ1月22日が「カレーの日」なのですか?
A: 1982年のこの日に、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたという、日本の食文化において記憶に残る出来事があったためです。子どもたちに人気のカレーが選ばれたと言われています。
Q: この記念日は誰が制定したのですか?
A: カレールウやレトルトカレーなどを製造・販売する企業で構成される「全日本カレー工業協同組合」が、カレーの消費拡大と魅力を広めるために制定しました。
Q: 日本でカレーライスはいつ頃から食べられていますか?
A: カレーが日本に伝わったのは明治時代初期で、当初はイギリス経由で伝わった西洋料理の一つでした。その後、日本独自のアレンジが加えられ、ご飯にかける「カレーライス」として家庭や食堂に広まり、現在では「国民食」と呼ばれるほど広く親しまれています。
国産初の大型飛行船が実験飛行に成功: 飛行船の日
1916年(大正5年)のこの日、初の国産飛行船である陸軍の「雄飛(ゆうひ)号」が、所沢(埼玉県)から大阪までの実験飛行に成功しました。所要時間は合計11時間34分でした。しかし、帰路は機関の不調のため機体を分解し、陸路で輸送されることとなりました。
Q: 「雄飛号」はどのような目的で作られたのですか?
A: 当時の軍事技術として注目されていた飛行船を、日本独自で開発・運用することを目指して作られました。偵察や長距離通信、場合によっては爆撃などの軍事利用が想定されていました。
Q: なぜ所沢と大阪間で実験飛行が行われたのですか?
A: 所沢には当時、日本初の飛行場である陸軍の所沢飛行場があり、航空研究・開発の拠点でした。所沢から大阪までの飛行は、国産飛行船の長距離飛行能力を実証するための重要な試験でした。
Q: 実験飛行の結果は、その後の航空技術にどのような影響を与えましたか?
A: 往路の飛行成功は、日本の航空技術の進歩を示すものでしたが、帰路のトラブルは当時の技術的な課題も浮き彫りにしました。その後、飛行機技術の急速な発展もあり、日本では大型硬式飛行船の開発は主流にはなりませんでしたが、初期の航空史における重要な一歩となりました。
音楽ジャンルの名前を楽しむ語呂合わせ: ジャズの日
日付の「JA(1)ZZ(22)」と読む語呂合わせから、この日は「ジャズの日」ともされています。ジャズは即興演奏や独特のリズムが特徴的な、アメリカ発祥の音楽ジャンルです。
Q: なぜ1月22日が「ジャズの日」なのですか?
A: 日付の数字「122」を、音楽ジャンルの「JAZZ」のスペル「JA(1)ZZ(22)」に見立てた語呂合わせが由来です。覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとして広まりました。
Q: ジャズはどのような音楽ですか?
A: 20世紀初頭にアメリカ南部、特にニューオーリンズで生まれた音楽で、ブルース、ラグタイム、ゴスペルなどのアフリカ系アメリカ人の音楽と、西洋音楽の要素が融合して発展しました。即興演奏(アドリブ)、シンコペーション(リズムをずらす技法)、スウィング感などが特徴です。
Q: ジャズにはどのようなスタイルがありますか?
A: ディキシーランド・ジャズ、スウィング・ジャズ、ビバップ、クール・ジャズ、モード・ジャズ、フュージョンなど、時代や地域によって様々なスタイルが生まれ、発展してきました。現在も多様な形で演奏され、多くの人々に愛されています。