カロム(carrom)という中東の周辺国においてポピュラーなゲームだそうです。その起源は、18世紀のインドを統治していたマハラジャによって遊ばれるようになったと考えられていて、日本にも明治末期ごろに伝来しているそうです。
カロム(carrom)は、ビリヤードに類似したボードゲームで、2人、もしくは2人がペアとなって4人で対戦する内容になります。Wikipediaによると、「
特定のエリアからストライカー(打ち玉)を手の指で弾いて、盤上に並んだストライカーと同じ色の偏平な円筒形のパック(玉)をコーナーにあるポケット(穴)に全部入れた後、先にジャック(王将)を入れることを競うゲーム」と、言葉だけではよくわかりません。そこで、今回はこのカロム(carrom)のプレイ方法を教えてくれる動画をご紹介します。
How to Play Carrom
言葉の壁もあるし、これじゃわからないって方はこちらをどうぞ!
これで、カロムがどんなゲームなのかわかりますね。では、2022年10月3日から7日までマレーシアのランカウイで開催された第8回カロム世界選手権(8th Carrom World Championship)の映像をご覧ください。この大会は18か国から16の男子チームと10の女子チームが参加し、インドが男子シングルスで金、銀、銅のメダルを獲得しました。また、女子ではラシュミ・クマリ選手が3つのタイトルを獲得し、3度目の世界選手権優勝を果たしているそうです。
※再生数の多さと、おすすめに出てきたのでこちらの動画を選んでみました。
8th Carrom World Championship – MTC Finals – Ind vs SL – Prashant vs Nishantha
日本のカロム団体も複数存在しています。1998年に彦根青年会議所によって設立された日本カロム協会は、日本で最も歴史のある協会です。その他に、全国カロム普及振興会、エンジョイ◎カロム、関東カロムクラブなど、それぞれの団体がカロムの魅力を伝えるべく活動されています。
カロムに興味を持ったらさっそく遊んでみましょう!ボードゲームカフェでもプレイ可能なお店もあるし、Amazonなどのネットショップでも購入可能ですよ。
日本カロム協会ロゴマーク入りミニスリム型カロム盤(玉23個付き)
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