2025年夏、光熱費の値上げは家計に重くのしかかる。エアコンを動かせば、電気代は容赦なく跳ね上がる。だが、シンプルな事実がある。エアコンを消しっぱなしにすれば、電気代はゼロだ。この誰もが知る真理を、あえて真剣に検証してみた。データとグラフを駆使し、猛暑を賢く乗り切る方法を探る。最後には、意外な結論が待っているかもしれない。
まず、消しっぱなしの効果を数字で確認しよう。6畳の部屋でエアコン(消費電力170W、28℃設定)を24時間稼働させると、1日約127円、1ヶ月で約3,810円(31円/kWh換算)。一方、消しっぱなしなら電気代は0円。3,810円の節約は、まるで週末のディナー2回分だ。この事実を、科学的アプローチでグラフ化してみた。
このグラフ、実に興味深い。消しっぱなしのラインは、まるで禅の境地のように動じないゼロだ。対して、エアコン使用時は右肩上がり。科学的結論:エアコンを消せば電気代はゼロ。…はい、知ってましたね。でも、この当たり前を真面目に分析すると、なぜか達成感がある。
とはいえ、35℃の部屋でエアコンなしは、まるでサウナで論文を書くような挑戦だ。涼しさを確保する工夫を、真剣に検証してみた。まず、朝5時から7時、夜20時から22時に窓を全開。涼しい空気を部屋に招き入れる。日中はカーテンとスダレで日差しを完全防御。家がまるで光を拒む秘密基地に変身した。結果、室温が32℃から29℃に低下。電気代ゼロで3℃の改善だ。
次に、扇風機の活用。消費電力15W、1時間0.5円以下。エアコンの100分の1だ。窓際に置いて外気を取り込む「流入モード」、夜は熱気を外に押し出す「排気モード」を設計。部屋が気象実験室と化した。室温がさらに2℃低下、1日の電気代は10円未満。扇風機に「空気の哲学者」と名付けたくなる効率だ。
冷却グッズも導入。100均の冷感タオルと保冷剤を首に巻き、冷却スプレーをシュッ。体感温度が5℃下がり、まるで自分が冷凍フルーツになった気分。コストはタオル100円と水道代のみ。冷蔵庫で冷やしたミント水を飲めば、節約感ゼロの優雅なひとときだ。
だが、ここで検証の核心に迫る。エアコンを消す究極の方法は、実は「エアコンを捨てる」ことではないか? 理論上、エアコンがなければ電気代はゼロになる。試しにエアコンを撤去したと仮定。すると、驚くべき結果が! 電気代が…半分になった。ん? 半分? ゼロじゃないのか? よく考えたら、冷蔵庫、扇風機、照明がまだ動いてる。そりゃ半分だよね! 結局、エアコン捨てても電気代は「なんで半分やねん!」の謎に包まれたままだった。
真剣な話、熱中症には注意が必要だ。総務省消防庁のデータでは、2021年夏の熱中症死亡者の約8割が高齢者で、屋内の9割がエアコン未使用。35℃超えの日や、夜25℃以上の熱帯夜は、エアコンを我慢せず使おう。28℃設定で扇風機併用なら、電気代は1日100円程度。こまめに水(1日1.2リットル目安)を飲み、換気も忘れずに。子ども、ペット、高齢者には特に気をつけて。節約は大事だけど、命が最優先だ。
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