人慣れしていない保護猫を迎え入れました。生後約5ヶ月のオスで、警戒心がとても強く、初日は寝床からまったく出てきませんでした。保護猫との暮らしを始めてまだ2ヶ月ほどですが、人間の手への恐怖以外は少しずつ克服し、距離もかなり縮まってきています。それでも、最初の1ヶ月はさまざまな苦労がありました。
【体験談】迎えた初日は、寝床の奥に身を縮めたまま一歩も出てこず、トイレやご飯も食べずほとんど姿を見せませんでした。翌日はトイレは済ませてましたが食事はほぼせず、とにかく1週間くらいは気になって寝れないくらいでした。
今回は、保護猫の譲渡を検討している方に向けて、実際の流れ・費用・迎えた後の悩みと、自身の体験談も踏まえた解決法をまとめました(2026年現在の東京近辺の一般的な情報をもとにしています)。
保護猫を迎える方法は主に以下の3つです。
【体験談】私は譲渡会などは時間の都合で行けず、里親募集サイトなどで探してました。そして、個人ボランティアさんから譲渡を受けました。ご近所さんだったので移動の負担もなく、猫にも良かったかなと思います。
以下のような里親募集サイトも活用できます。
保護団体や自治体によって多少異なりますが、基本的なステップは以下の通りです。
保護猫は生体代が無料のため、ペットショップより大幅に安価です。主に医療費・保護中のケア費の一部を負担する形になります。
| 項目 | 目安費用(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| ワクチン接種 | 5,000〜12,000円 | 3種混合ワクチン(複数回の場合あり) |
| 避妊・去勢手術 | 15,000〜35,000円 | メスの方が高め。手術済みの子が多い |
| 健康診断・検査 | 5,000〜15,000円 | FIV/FeLV検査など |
| 寄生虫駆除 | 3,000〜6,000円 | ノミ・ダニ・回虫対策 |
| マイクロチップ | 5,000〜10,000円 | 挿入+登録費用 |
| 管理費・協力金 | 2,000〜10,000円 | 保護中の餌代・ケア費用の一部 |
| 合計目安 | 30,000〜60,000円 | 団体により大きく異なる |

譲渡費用(3〜6万円)と、ケージやフードなどの初期費用を合わせた準備イメージ。2026年現在の一般的な目安です。
譲渡費用とは別に、迎え入れ時に必要な初期費用があります。東京近郊で一般的な目安は以下の通りです。
【体験談】我が家では3段タイプのケージを用意しました。家の中では自由に過ごしていますが、食事・トイレ・就寝のタイミングになると自分からケージに戻ります。完全に“自分の部屋”として使っているようです。また、キャットタワーやおもちゃなど必要なものを揃えていくうちに、想定よりも費用がかかってしまいました。
【体験談】人慣れしてる子でも脱走防止やケージはあったほうがいいかも。急な用事の時にケージに入れられるだけでも、猫にとっても良いかと思います。
保護猫を迎えたばかりの時期は、どの家庭でも戸惑いや悩みが出やすいものです。特に、環境の変化に敏感な子ほど行動が不安定になりやすく、飼い主側も「これで合っているのか」と不安を抱えがちです。この章では、実際に多くの家庭で起こりやすい悩みと、その背景にある猫の気持ちを踏まえながら、適切な向き合い方を整理しています。
保護猫の行動には必ず理由があります。隠れる、鳴く、噛む、粗相をする——これらは“問題行動”ではなく、猫が新しい環境に適応しようとする過程で見せるサインです。行動そのものを叱るのではなく、「なぜそうしているのか」を理解し、環境や接し方を整えることで、時間とともに落ち着いていきます。
また、保護猫は過去の経験や性格によって反応が大きく異なります。同じ対処法でもすぐに効果が出る子もいれば、ゆっくり時間をかけて変化していく子もいます。焦らず、猫のペースに合わせて寄り添うことが最も大切です。
以下では、特に相談の多い悩みを取り上げ、それぞれの状況に応じた具体的な解決法を紹介します。
ここまで紹介してきた悩みは、保護猫を迎えた多くの家庭で共通して見られるものです。ただし、同じ悩みでも「いつ起こりやすいか」「どんな背景があるか」は猫によって異なります。この章では、悩みの種類を“発生しやすいタイミング”という視点で整理し、状況を把握しやすくしています。
保護猫は、新しい環境に慣れるまでの間、行動が不安定になりやすく、段階ごとに見せるサインも変化します。迎えた直後は警戒心が強く、慣れてくると甘えや要求が増え、環境が合わない場合はストレス行動が出ることもあります。こうした変化はすべて「適応のプロセス」であり、異常ではありません。
悩みを“段階別”に理解しておくことで、今の行動がどのフェーズにあるのか判断しやすくなり、必要な対処も見えやすくなります。以下では、特に多い悩みを段階ごとにまとめています。
【体験談】最初の2週間くらいは夜鳴きが激しく、睡眠不足に悩まされました。最近は落ち着いてきて、徐々に静かに眠れるようになりました。トイレや爪とぎに関しては、全くと言っていいほど悩まされずそこは助かりました。最近は少し触ったりブラッシングもできるようになりましたが、抱っこなどはまだ無理。触れ合いたい気持ちはわかりますが、そこをグッと我慢して接するのが仲良くなる近道だと思います。
保護猫を迎えることは、命を救うだけでなく、自分自身にとっても大きな癒しになります。ただ、どんなに可愛くても相性というものは確かに存在します。トライアル期間を通じて「この先ずっと一緒に暮らしていけるか」をしっかり確認することが大切です。
一度迎え入れたら最後まで面倒を見るのは当然ですが、相性が合わないまま無理に暮らし続けると、お互いにとって不幸になってしまう可能性もあります。だからこそ、事前に環境や性格の相性を丁寧に見極めることが重要だと思います。
保護猫は、時間をかけて少しずつ心を開いてくれます。焦らず、猫のペースに寄り添いながら、安心して暮らせる環境を整えてあげてください。少しずつ信頼関係を築きながら、穏やかで幸せな日々が続くことを願っています。
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