2017年に(日本では2018年)公開されたアメリカ映画「グレイテスト・ショーマン」をご紹介します。
物語は19世紀半ばの米国が舞台。失敗を繰り返しながらも家族のために奮闘し続ける興行師のバーナム(ヒュー・ジャックマン)。やがて、唯一無二の個性を持つ演者を集めたかつてないサーカスを始める。彼らのショーは成功を収めたが、同時に批判家たちは酷評。なおも彼は、次なる挑戦を続けていく。ロマンティックで感動的なミュージカル・エンターテイメント作品。
映画『グレイテスト・ショーマン』予告D
映画「グレイテスト・ショーマン」の主人公バーナムは実在した人物。脚色はされているが、興行師として歩んだ彼の人生を辿ってストーリーは展開されています。P・T・バーナムは、LIFE誌が1999年に選んだ「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」でアメリカ人とされている人物22人の中にも選ばれています。
主人公バーナムのセリフをタイトルに加えてみました。人と違うだけで奇異の目で見られ馬鹿にされ批判される世の中。それでも、個性を大事にするバーナムらしい言葉が印象的でした。
このセリフとは印象が変わってしまいますが、モデルとなったP・T・バーナムは「好みは違えど、誰にとってもいいと思われるものがここにはある」という言葉を残しています。誰にでも当てはまる一般的な特徴や説明を「自分だけに当てはまる」と勘違いしてしまう心理現象をバーナム効果と呼ぶそうです。
アメリカのロックバンド「パニック!アット・ザ・ディスコ」が2018年にカバーした「ザ・グレイテスト・ショー」から同映画の事を知り興味を持つもなかなか観る機会に恵まれませんでした。
やっと観ることができたのは映画公開(日本)から6年後の2024年。同年2月、近所にある所沢パルコ営業終了に伴い新所沢レッツシネパークも同月閉館することに。最後の記念として観に行ったのがこの映画「グレイテスト・ショーマン」でした。映画館のスクリーンで観れて良かったと思える作品でした。
ちなみに、新所沢レッツシネパークの最終上映作品は「となりのトトロ」。所沢市にちなんだ作品をで良かったです。チケットは即完売してました。
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