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title: 動物・植物 雑学 156
date: 2020-03-23T19:13:02
collection: mudabako
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バクダンオオアリというアリは、敵に出会うと破裂する。

## このトリビアについての解説

バクダンオオアリ（学名: *Colobopsis explodens*）は、東南アジアに生息するアリの一種で、その名の通り、文字通り「爆発」するユニークな防衛戦略を持っています。

このアリは、コロニーを守るために、他のアリとは一線を画す自己犠牲的な行動を取ります。

特に「労働アリ」と呼ばれる階級の一部が、脅威にさらされた際に文字通り体を破裂させるのです。

体内の特殊な腺に蓄えられた有毒な粘着性のある液体を、筋肉を収縮させることで敵に噴射します。

この液体は、敵を麻痺させたり、絡め取ったりする効果があり、同時に、自身の命と引き換えに敵を排除します。

まるで、体内に小型の手榴弾を抱えているかのようです。

この自爆行動は、コロニー全体の生存率を高めるために進化しました。

特に、コロニーが脅威にさらされた場合、多数の働きアリが爆発することで、敵を混乱させ、退散させることができます。

バクダンオオアリの自爆行動は、利他的行動の極端な例として、生物学の研究対象としても注目されています。

自己犠牲という、ある意味で人間には理解しがたい行動が、どのように進化し、維持されてきたのかは、進化生物学における興味深い謎の一つです。