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title: 動物・植物 雑学 180
date: 2020-03-23T19:13:03
collection: mudabako
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オオスズメバチの毒は、人間の肉を溶かす

## このトリビアについての解説

オオスズメバチの毒に対する一般的な誤解として、「人間の肉を溶かす」というものがあります。

これは正確ではありません。

オオスズメバチの毒液は、確かに強力な生理活性物質を含んでいます。

具体的には、スズメバチ特有のタンパク質である「スズメバチ毒タンパク質（例：マンダラトキシン）」、酵素（ホスホリパーゼ、ヒアルロニダーゼなど）、アミン類（ヒスタミン、セロトニンなど）などが含まれます。

これらの成分は、細胞膜を破壊したり、炎症を引き起こしたり、神経系に作用したりすることで、激しい痛み、腫れ、発熱、アレルギー反応（アナフィラキシーショック）などを引き起こす可能性があります。

特にアナフィラキシーショックは、呼吸困難や血圧低下などを引き起こし、命に関わる危険な状態です。

しかし、毒液が直接的に「肉を溶かす」ような強い腐食性を持っているわけではありません。

あくまで、これらの生理活性物質が体内で複雑な反応を引き起こし、結果として人体に様々な悪影響を及ぼすのです。

したがって、「オオスズメバチの毒は、人間の肉を溶かす」という表現は誇張されたものであり、正しくは「オオスズメバチの毒は、強力な生理活性物質を含み、人体に様々な有害な影響を与える」と理解するのが適切です。