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title: 歴史 雑学 77
date: 2020-05-08T01:04:04
collection: mudabako
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古代ローマでは洗濯におしっこを使っていた

## このトリビアについての解説

古代ローマでは、洗濯に人間や動物の尿が使用されていました。

現代の感覚では信じられないかもしれませんが、これは当時としては理にかなった方法でした。

尿に含まれるアンモニアが、天然の界面活性剤として機能します。

界面活性剤は、水と油を混ざりやすくする性質を持ち、汚れを落とすのに役立ちます。

ローマ人は、このアンモニアの洗浄効果に着目し、特に羊毛などの汚れを落とすために尿を活用していました。

洗濯の手順としては、まず尿を溜めて発酵させ、アンモニアの濃度を高めます。

次に、洗濯物を尿に浸し、足で踏みつけるなどして汚れを落としました。

その後、水で洗い流し、天日で乾燥させます。

当時の尿は貴重な資源であり、公衆トイレや壺などから回収されました。

中には、尿を集めて販売する専門の業者も存在しました。

皇帝ウェスパシアヌスは、尿の徴税を始めたことでも知られています。

「金は臭わない（Pecunia non olet）」という言葉は、彼が尿税を非難された際に発した言葉として有名です。

現代の洗剤のように香りはありませんでしたが、古代ローマ人にとって、尿は生活に欠かせない洗濯用品だったのです。