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title: 日本の地域 雑学 315
date: 2020-05-14T20:24:12
collection: mudabako
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高知県には、穴が開いていて飲み干さないとお酒がこぼれてしまうおちょこや、底がとがっていて飲み干さないとテーブルに置けないおちょこがある。

## このトリビアについての解説

高知県には、ユニークな形状をしたおちょこが存在します。

それは、底に穴が開いているものや、底が尖っているものです。

**穴あきおちょこ** 穴あきおちょこは、その名の通り底に小さな穴が開いています。

そのため、お酒を注いだら、穴からお酒が漏れ出す前に飲み干さなければなりません。

これは、お酒をゆっくりと味わうというよりも、一気に飲み干すことを目的とした、ある意味"罰ゲーム"的なおちょこと言えるでしょう。

**尖底おちょこ** 一方、底が尖ったおちょこは、テーブルに置くことができません。

お酒を注いだら、飲み干すまで手で持っていなければならないのです。

こちらも、ゆっくり飲むことを許さない、ある種の"飲兵衛泣かせ"のおちょこと言えるでしょう。

これらの特殊な形状のおちょこは、高知県の宴会文化、特に「献杯・返杯」の習慣と深く結びついています。

献杯・返杯とは、互いにお酒を注ぎ合い、飲み交わすことで親睦を深める行為です。

穴あきや尖底のおちょこを使うことで、相手に注がれたお酒を飲み干すことが半ば強制され、より積極的に献杯・返杯が行われると考えられます。

これらのユニークなおちょこは、高知県の酒文化を象徴するだけでなく、宴会を盛り上げるための、一種のエンターテイメントとしての役割も担っていると言えるでしょう。