記録に残る最古の始球式をした人は、当時のオハイオ州知事で後の第25代アメリカ大統領のウィリアム・マッキンリー。
1892年(明治25年)にアメリカで実施されたウェスタンリーグの開幕試合だったとされる。
当時のアメリカでの始球式は現在の日本での始球式とはスタイルが異なり、客席からグラウンドに向かってボールを投げ入れるかたちで、打者もいなかった。
**始球式ヒストリー:マッキンリー大統領の意外な一面**
記録に残る最古の始球式を行ったのは、第25代アメリカ大統領ウィリアム・マッキンリーです。 当時オハイオ州知事だったマッキンリーが、1892年に行われたウェスタンリーグの開幕戦でその栄誉に浴しました。
ただし、当時の始球式は現代の日本とは少し趣が異なりました。 現在のように打者が構えるマウンドから投げるのではなく、観客席からグラウンドへ向かってボールを投げ入れるスタイルだったようです。いわば、"ノーバッターボックス・始球式" だったわけです。
このウェスタンリーグは、後のメジャーリーグ(MLB)へと発展する重要なリーグの一つ。 そんな歴史的なリーグの開幕を飾るイベントに、未来の大統領が参加していたとは、なんとも興味深い事実です。 マッキンリー大統領は、政界だけでなく、初期野球界にも名を残していたと言えるでしょう。
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