イカの足は全て腕? 実はこれ、ちょっと違うんです。
イカには、確かに「腕」と呼ばれるものが8本あります。これらは主に獲物を捕まえたり、海底を移動したり、物を掴んだりするために使われます。吸盤がずらりと並んでいるのが特徴です。
しかし、イカにはさらに特別な「足」が2本あるんです。これは「触腕(しょくわん)」と呼ばれ、他の腕よりも長く、先端に「掌部(しょうぶ)」と呼ばれるスプーン状の吸盤が集中した部分があります。この触腕は普段は隠されていて、獲物を一瞬で捕らえる際にロケットのように伸びてきます。イメージとしては、忍者みたいですね。
つまり、イカの足は「腕8本+触腕2本」で合計10本。なので、「イカについている足は全て腕」というのは厳密には正しくありません。
「腕」と「触腕」を区別することで、よりイカ博士に近づけるかもしれませんね!
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