パンダの由来はネパール語で「竹を食べる者」という意味
**トリビア詳細解説:**
パンダという名前の語源は、一般的に知られているように中国語ではなく、ネパール語に由来します。
その語源は「nigalya ponya(ニガリャ・ポニヤ)」という言葉で、意味は「竹を食べるもの」あるいは「竹を食べる足のある動物」といったニュアンスです。
この言葉が西洋に伝わったのは、19世紀のこと。ネパールで採集されたレッサーパンダがヨーロッパに紹介される際、地元の言葉である「nigalya ponya」がその名前の由来として伝えられました。
後に、より大型で白黒の模様を持つジャイアントパンダが発見されると、当初は「斑入りのクマ」などと呼ばれていましたが、レッサーパンダとの類似点から、こちらも「パンダ」と呼ばれるようになりました。
つまり、「パンダ」という名前は、最初にレッサーパンダに付けられ、その後にジャイアントパンダへと広がったのです。
「竹を食べる」というパンダの食性が、その名前の由来となったことは、彼らの特徴をよく表していると言えるでしょう。
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