タツノイトコは、タツノオトシゴによく似ているからと言う理由だけで名付けられた。
タツノイトコというちょっと変わった名前の魚は、
タツノオトシゴと親戚関係にあるわけではありません。
名前の由来は、ずばり見た目です!
細長い体やパイプのような口など、
タツノオトシゴにそっくりな体型をしているため、
「タツノオトシゴのイトコ」と名付けられました。
タツノオトシゴもタツノイトコも、
どちらもトゲウオ目に属していますが、
タツノオトシゴはヨウジウオ科、
タツノイトコはカミソリウオ科と、
実は異なるグループに分類されています。
タツノイトコは、主に熱帯・亜熱帯の海に生息し、
海藻やサンゴ礁に身を隠すように暮らしています。
体長は10cm程度と小さく、
その独特な姿はダイバーにも人気があります。
このように、タツノイトコの名前は、
見た目の類似性から生まれた愛称のようなもので、
生物学的な関係を示すものではない、
という点が面白いところです。
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