体がまんじゅうのように丸くて、スベスベしているからスベスベマンジュウガニと名付けられた。ちなみに毒がある。
スベスベマンジュウガニ、その名の通り、
まるで温泉まんじゅうのような丸っこいフォルムと、
思わず触りたくなるようなスベスベの肌触りが特徴のカニです。
主に熱帯・亜熱帯の沿岸域に生息しており、
日本では沖縄など暖かい海で見られます。
浅い海の岩礁やサンゴ礁に隠れていることが多いようです。
名前の由来は、その見た目が「まんじゅう」に似ていること、
そして甲羅が文字通り「スベスベ」していることから。
実にストレートで分かりやすいネーミングですね。
しかし、可愛らしい見た目とは裏腹に、
このカニには強力な毒があることが知られています。
フグ毒と同じテトロドトキシンという種類の毒を持っており、
食べると神経麻痺などを引き起こす危険性があります。
そのため、絶対に食用にはしないでください。
観賞用として飼育するのも避けた方が賢明でしょう。
美しい海で見かけても、
「見て楽しむだけ」にとどめておくのが一番です。
スベスベマンジュウガニは、
そのユニークな外見と危険な毒性によって、
自然界の不思議さを教えてくれる存在と言えるでしょう。
▶︎いつもありがとう!
▶︎ SNS