イルカのDNAは、カバに近く祖先は4足歩行していた。
イルカとカバが遠い親戚同士だなんて、ちょっと意外ですよね。でも、DNAの研究が進むにつれて、彼らの間には想像以上に深い繋がりがあることがわかってきたんです。
実は、イルカの祖先は約5500万年前に陸上で生活していた4足歩行の哺乳類だったと考えられています。これは、「インドヒウス」という動物によく似た姿をしていたそうです。インドヒウスは、現代のカバの祖先とも考えられており、ここがポイント!
DNAの分析によると、イルカとカバは偶蹄類というグループに属し、中でも特に近い関係にあることが示されています。偶蹄類というのは、蹄が偶数(2つまたは4つ)ある動物のことで、牛や豚、羊なども含まれます。
イルカがなぜ海に戻ったのか、正確な理由はまだ謎に包まれていますが、食物を求めて、あるいは捕食者から逃れるために水辺での生活を選んだのではないかと考えられています。そして、長い年月をかけて、水中生活に適応するために体が変化し、現在のイルカの姿になった、というわけです。
つまり、イルカのルーツを辿っていくと、意外なことにカバと繋がっている、という面白い発見があるんですね。海と陸、全く異なる環境で暮らす彼らですが、遠い昔には同じ祖先を持っていたなんて、ロマンを感じませんか?
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