バオバブの木は、最大12万リットルもの水を幹にためこむ
バオバブの木は、その独特な外観から「逆さまの木」とも呼ばれます。
根を空に向けて突き出しているように見えるためです。
しかし、その真の驚くべき特徴は、
巨大な幹に水を蓄える能力にあります。
バオバブは、乾燥したアフリカなどの地域に生育しており、
雨季に降る貴重な水を幹に貯め込みます。
その貯水量は、最大で12万リットルにも達すると言われています。
これは、一般的な家庭用浴槽の約600杯分に相当する量です。
この驚異的な貯水能力は、
バオバブが過酷な乾燥地帯で生き残るための重要な適応戦略です。
貯えられた水は、乾季の間、
バオバブ自身を潤し続ける命綱となります。
また、バオバブの木は、
その果実や葉、樹皮なども食用や薬用として利用され、
地域の人々の生活を支える貴重な資源となっています。
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