ザリガニに「サバ」ばかり食べさせると体の色がものすごく青くなる。
## ザリガニ、サバ色から脱却? 青い衝撃の真相!
ザリガニは、通常赤褐色をしているイメージですよね。でも、もしザリガニが「サバ」ばかりモリモリ食べていたら…なんと!体がびっくりするほど青くなってしまうらしいのです。
一体なぜ? その秘密は、サバに含まれる「アスタキサンチン」という色素にあります。アスタキサンチンは、エビやカニなど甲殻類に広く存在する赤い色素で、加熱すると鮮やかな赤色を発色します。
ザリガニは、このアスタキサンチンを体内で代謝して様々な色素を作り出します。通常、ザリガニはアスタキサンチンを赤色系の色素に変換することで、あの馴染み深い赤褐色の体色を維持しているのです。
しかし、サバばかりを与え続けると、アスタキサンチンが過剰に摂取されます。すると、ザリガニの体内で通常とは異なる代謝経路が活性化され、青色の色素が生成されやすくなる、と考えられています。
つまり、ザリガニはサバに含まれるアスタキサンチンを大量に摂取した結果、本来持っている青い色素が表面に現れ、文字通り「サバ色」ならぬ「青色」のザリガニになってしまう、というわけです。
ただし、青いザリガニは自然界でも稀に見られます。これは、遺伝的な要因や環境の影響など、他の要因も複合的に関わっていると考えられています。サバだけが原因とは限りません。
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