**トリビアの解説:**
「漢方」という言葉は、確かに日本で発展した独自の表現です。
もともと、中国伝統医学が日本に伝来し、日本の風土や日本人の体質に合わせて発展を遂げました。そのため、日本においては中国由来の医学を指して「漢方」と呼ぶようになりました。
一方で、中国においては、伝統医学は「中医(ちゅうい)」と呼ばれています。これは、「中国医学」の略称であり、中国国内で実践されている伝統的な医療体系全体を指す言葉です。
つまり、「漢方」と「中医」は、ルーツは同じ中国伝統医学ですが、それぞれの国で独自の進化を遂げた結果、異なる名称で呼ばれるようになったと言えます。
日本で「漢方」という言葉を使うのは、中国の「中医」と区別する意味合いがある、と考えると分かりやすいかもしれません。
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