ほのぼの情報サイト「PON-POO(ぽんぷー)」 - 無駄知識・トリビア
投稿日: 2020.05.08 最終更新日: 2024.05.18
著者:Pon

トリビア(雑学)歴史114 - 駱駝?富豪?聖書トリビア

「金持ちが天国の門をくぐるのは、駱駝が針の穴を通るより難しい。」 駱駝は艫綱の誤訳。

**解説:**

この有名な聖書の言葉は、富を持つ者が精神的な救いを得ることの難しさを強調しています。

もともとのギリシャ語聖書では「κάμηλος」(カメーロス)という単語が使われており、これは確かに「ラクダ」を意味します。しかし、一部の学者は、この箇所は比喩的な表現であり、文字通りの解釈を避けるべきだと主張しています。

問題は、「針の穴」という表現にもあります。一部の人々は、「針の穴」をエルサレムの城壁にあった、人がやっと通れるほどの小さな門を指すと解釈してきました。しかし、この解釈を裏付ける歴史的な証拠は乏しいのが現状です。

誤訳説については、ギリシャ語の別の単語「κάμιλος」(カミロス)が、「船の綱」または「太いロープ」を意味するという主張があります。つまり、「ラクダ」ではなく「ロープ」が針の穴を通るのは不可能であるという比喩だと解釈できるわけです。

しかし、この「カミロス」説は、聖書の写本や古代の文献において、支持を得られていません。「カメーロス」が「ラクダ」を意味するという解釈が、圧倒的に有力です。

結論として、「ラクダと針の穴」の言葉は、富を持つ者がその富に執着し、精神的な価値を軽視する傾向を警告するものであり、比喩的な表現として理解するのが適切でしょう。

Skebでイラストリクエスト受付中:こちら

note: https://note.com/poo_pon

無料のKindle版「ぽんぷーまんが」。毎週更新中!

ぽんぷーまんがを読む
イラストACでぽんぷーの無料イラスト素材をダウンロード

ナマケモノなど可愛いイラストをイラストACで無料配布中!

Amazonでお買い物はこちらから!
※このリンク経由での購入はPON-POOの収益となる場合があります。

Amazonで購入

いつもありがとう!

SNS

こちらのトリビアもいかがですか?

日本の地域342
長崎県佐世保沖の九十九島は「た…
動物・植物133
バオバブの木は、最大12万リッ…
アニメ・マンガ47
「耳をすませば」の世界観は「海…
日本の地域263
日本の食に欠かすことができない…
ゲーム47
ドラゴンボールZ超武闘伝2のタ…
食べ物65
マックフライポテトは、思ったよ…
食べ物69
1968年のオリンピックで、ホ…

雑学一覧

トリビア的雑学を不定期で更新予定。何か面白いトリビアあったら教えてくださいね。

ぽんぷーコンテンツ

ぽんぷーどっとこむのほのぼの情報TOPページへのリンク
ぽんぷーどっとこむの漫画・エッセイページへのリンク
ぽんぷーどっとこむのオリジナル動画配信YouTubeチャンネルへのリンク
YouTubeチャンネル
ぽんぷーどっとこむのオリジナルグッズページへのリンク
オリジナルグッズ
ぽんぷーどっとこむの創造の世界FuNYUページへのリンク
創造の世界FuNYU
ぽんぷーどっとこむのランキングページへのリンク
ランキング

本日の雑学

雑学

無駄知識の匣(トリビア)

全国各都道府県の…

続きはこちら

PON-POO SNS

InstagramとXでPON-POOの情報をフォローしてください!🌟