**かき氷シロップ、実はほぼ同じ味!?の真相**
「夏だ!祭りだ!かき氷だ!」とばかりに、あのカラフルなシロップをかけたかき氷を思い浮かべる人も多いでしょう。イチゴ、メロン、レモン…色とりどりのシロップは、それぞれ異なる味がする!と信じて疑わない人もいるかもしれません。しかし、実は、そのほとんどが「同じ味」をベースに作られているという衝撃の事実があるのです。
種明かしをすると、かき氷シロップの主成分は、砂糖、ブドウ糖果糖液糖、水、そして酸味料や香料、着色料です。味の決め手となるのは、この香料。イチゴ味の香料、メロン味の香料、レモン味の香料…と、それぞれのフレーバーに合わせた香料を加えることで、異なる味が生まれているように感じられます。
しかし、これらの香料は、非常に似通ったものが使われていることが多いのです。例えば、「青りんご」と「メロン」の香料は、構成要素がほとんど同じ、ということも珍しくありません。
さらに、人間の味覚は、視覚情報に大きく左右されます。鮮やかな色を見て「これはイチゴ味だ!」と脳が認識すると、実際にイチゴのような味がすると感じてしまうのです。
つまり、かき氷シロップは、色と香りで「イチゴ味」「メロン味」と錯覚させている、と言っても過言ではありません。もちろん、メーカーによっては、それぞれのフレーバーに合わせた特別な材料を使っている場合もありますが、一般的には、ベースとなる味はほとんど同じなのです。
今年の夏は、かき氷を食べる際に、目を閉じて味わってみてください。もしかしたら、新たな発見があるかもしれません。
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