ブドウのまま食べられるのは2割で、その他の8割はワインを作るために使われている
ブドウの運命、それは口に運ばれるか、樽に詰め込まれるか。
「ブドウのまま食べられるのは2割で、残りの8割はワインになる」というトリビアは、一見すると「え、そうなの?」と思わせるかもしれません。
これは、世界中で栽培されているブドウの種類と、その用途を考慮すると納得できます。
私たちがスーパーで手軽に買えるのは、主に生食用に品種改良されたブドウです。
種がなく皮ごと食べられるものが多く、甘くてジューシー。
これらは、全体のほんの一部に過ぎません。
一方、ワイン造りに使われるブドウは、生食用とは異なる特性を持っています。
皮が厚く、種があり、糖度や酸味のバランスがワインの風味を左右します。
これらのブドウは、世界中の広大なブドウ畑で栽培され、その収穫量の大部分がワインへと姿を変えるのです。
つまり、ブドウ全体の生産量から見ると、生食用として消費される量はごくわずか。
大半は、人類を魅了してやまないワインという液体芸術へと昇華していく、ということですね。
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