投稿日: 2020.03.27　最終更新日: 2024.05.18

トリビア（雑学）食べ物59 - マックの意外な歴史！最初は●●

マクドナルドは、もともとハンバーガーではなく、ホットドッグを売っていた

マクドナルドの歴史は、現在私たちが知るハンバーガー帝国とは少し異なる形で始まりました。1940年、リチャードとマウリス（マック）マクドナルド兄弟は、カリフォルニア州サンバーナーディーノに「マクドナルド」という名前のレストランをオープンしました。

当初、彼らが提供していたのは、ハンバーガーではなく、ホットドッグがメインでした。しかし、ホットドッグの売れ行きは必ずしも期待通りではありませんでした。

その後、兄弟はレストランのメニューと運営方法を見直し、徹底的な効率化を図ります。そして、1948年に「スピーディー・サービス・システム」という革新的なシステムを導入しました。これは、今日のファストフードレストランの原型とも言えるもので、限られたメニューを大量に、迅速に提供することを目的としていました。

この時、メニューの中心に据えられたのが、ホットドッグではなく、ハンバーガーでした。ハンバーガーは調理が比較的簡単で、大量生産に向いており、利益率も高かったのです。

結果として、ハンバーガーに焦点を絞ったことが、マクドナルドの成功の大きな要因となりました。ホットドッグからハンバーガーへの転換は、偶然の産物ではなく、ビジネス戦略に基づいた重要な決断だったと言えるでしょう。

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