とろろ昆布のネバネバ成分は、主に水溶性食物繊維であるフコイダンやアルギン酸によるものです。これらの食物繊維は、水分を含むとゲル状になり、消化器官内で食物の移動速度を緩やかにする働きがあります。
その結果、糖や脂質の吸収が穏やかになり、食後の血糖値の急上昇や血中の中性脂肪濃度の上昇を抑制する効果が期待できます。特に中性脂肪に関しては、食物繊維が脂肪を吸着して体外への排出を促すと考えられています。
ただし、とろろ昆布だけで劇的な効果が得られるわけではありません。バランスの取れた食事や適度な運動と組み合わせることが重要です。また、とろろ昆布にはナトリウムも含まれているため、過剰摂取は高血圧につながる可能性があります。適量を守り、健康的な食生活に取り入れるようにしましょう。
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