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投稿日: 2020.05.08 最終更新日: 2024.05.18

トリビア(雑学)歴史130 - ナポレオン肖像画、修正の謎

ナポレオンの肖像画は修正が加えられている。

**詳細な説明:**

ナポレオン・ボナパルトの肖像画、特に彼自身が国民に示したいイメージを反映した公式肖像画は、しばしば「修正」が加えられていました。これは、現代のフォトショップのようにデジタル技術がなかった時代における、イメージ戦略の一環と言えるでしょう。

例えば、有名なダヴィッドによる「サン・ベルナール峠を越えるナポレオン」は、実際にはナポレオンはロバに乗って峠を越えたとされています。しかし、肖像画では白馬にまたがり、あたかも英雄のように描かれています。これは、ナポレオンの権威と勇壮さを強調するための「脚色」です。

また、ナポレオンは身長が低かったことが知られています。当時の平均身長から考えると決して低いとは言えませんが、皇帝としての威厳を保つために、肖像画ではより堂々とした体格に見えるように描かれることがありました。

肖像画における修正は、単に外見上の問題を修正するだけでなく、政治的なメッセージを伝える手段でもありました。ナポレオンは、自身のイメージをコントロールし、国民に理想的なリーダー像を提示することで、権力を強化しようとしたのです。肖像画は、一種のプロパガンダの役割も果たしていたと言えるでしょう。

つまり、「ナポレオンの肖像画は修正が加えられている」という事実は、単なる絵画技法の問題ではなく、ナポレオンの権力維持戦略、そして当時の社会におけるイメージの重要性を示すものなのです。
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