投稿日: 2020.05.08 最終更新日: 2024.05.18
トリビア（雑学）歴史164 - ナポレオンの食トリビア！缶詰とマーガリン
ナポレオン１世は缶詰を作り、ナポレオン３世はマーガリンを作った。
ナポレオン1世（在位：1799年 - 1815年）の時代、フランス軍は長期にわたる遠征に苦しめられていました。食料の腐敗が兵士の士気を下げ、戦力低下の大きな原因となっていたのです。そこでナポレオンは、食料を長期保存する方法を開発した者に懸賞金を出すことを決めました。
その懸賞金を手にしたのは、料理人のニコラ・アペールでした。彼は、食品をガラス瓶に詰めて密封し、煮沸することで長期保存が可能になることを発見しました。これが缶詰の原型です。アペールの発明は、軍隊への食料供給を劇的に改善し、ナポレオンの遠征を支える重要な要素となりました。
一方、ナポレオン3世（在位：1852年 - 1870年）の時代には、人口増加に伴いバターの供給が不足していました。そこで、ナポレオン3世はバターの代替品を開発するよう科学者たちに依頼します。
その結果、イポリット・メージュ＝ムーリエスという科学者が、牛脂、牛乳、水を混ぜ合わせたマーガリンを発明しました。これは、バターよりも安価で日持ちがするため、庶民の食卓に広く普及しました。
つまり、ナポレオン1世は軍事的な必要性から缶詰の誕生を促し、ナポレオン3世は食糧問題の解決のためにマーガリンの開発を後押しした、と言えるでしょう。2人のナポレオンが、それぞれ異なる形で食料の革新に貢献したのです。
Skebでイラストリクエスト受付中：こちら
note: https://note.com/poo_pon
無料のKindle版「ぽんぷーまんが」。毎週更新中！
ぽんぷーまんがを読む
ナマケモノなど可愛いイラストをイラストACで無料配布中！
Amazonでお買い物はこちらから！
※このリンク経由での購入はPON-POOの収益となる場合があります。
こちらのトリビアもいかがですか？
- アニメ・マンガ104
- 「ワンピース」の、ウソップの嘘…
- 日本の地域240
- 滋賀県民は、京都府民に対して「…
- ゲーム17
- ピクミンのCMソングはソフトよ…
- 動物・植物83
- ジャコウネコのウンチから作る「…
- 人物・人名162
- 日本人からすると変わった名前「…
- 日本の地域363
- 鹿児島県の火山灰が降る地域の住…
- 動物・植物10
- フラミンゴは元々は白い。食べて…
うんちを出そう！「うんち」になったら、あなたの勝ち
最新の投稿
雑学一覧
トリビア的雑学を不定期で更新予定。何か面白いトリビアあったら教えてくださいね。
ぽんぷーコンテンツ
NEW!
YouTubeチャンネル
オリジナルグッズ
創造の世界FuNYU
ランキング
