**解説:フィリピンの国名の由来**
フィリピンという国名は、スペインの国王フェリペ2世に由来します。
16世紀、スペインは世界各地への探検と植民地化を推し進めていました。
その過程で、スペインの探検家ルイ・ロペス・デ・ビリャロボスが1543年にレイテ島とサマール島に到達し、当時スペインの皇太子であったフェリペ2世に敬意を表して、「ラス・イスラス・フィリピナス」(Las Islas Filipinas、フィリペの島々)と命名しました。
その後、スペインはフィリピン全土を植民地化し、この「フィリピナス」という名前がフィリピン全体の名称として定着しました。
フェリペ2世は、後にスペイン国王として、広大な植民地帝国を統治することになります。
したがって、フィリピンという国名は、スペインによる植民地支配の歴史を物語るものであり、フェリペ2世という一人の人物に深く結びついていると言えるでしょう。
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