ネットで気になるニュース・面白い情報をお届け
ほのぼの情報サイト「PON-POO(ぽんぷー)」 - 無駄知識・トリビア
投稿日: 2020.05.08 最終更新日: 2024.05.18

トリビア(雑学)歴史202 - フランス 手づかみ食の歴史トリビア

フランスでは16世紀ごろまで手づかみで食べていた

**詳細な説明:**

16世紀ごろまでのフランスでは、食事を手づかみで行うのが一般的でした。フォークのような食器は存在していましたが、主に調理や料理の盛り付けに使用され、個人が食事に用いる習慣は一般的ではありませんでした。

食事は共同の皿から直接取ることが多く、パンをスプーンのように使ったり、指でつまんで口に運んだりしていました。これは、当時の社会における食器の普及率が低かったことや、食文化における「共有」の概念が強かったことが背景にあります。

ルネサンス期に入り、イタリアからカトリーヌ・ド・メディシスがフランス王アンリ2世に嫁いだ際、彼女が持ち込んだ洗練された食文化がフランス宮廷に大きな影響を与えました。彼女はフォークの使用を奨励し、食卓での作法を重要視するようになります。

ただし、フォークが一般的に普及するのは18世紀以降のことです。それまでは、上流階級の間でのみ徐々に広まり、庶民の間では手づかみの食事が長く残りました。つまり、フォークが当たり前になるまでには、かなりの時間がかかったのです。

手づかみ食の終焉は、単に食器の変化だけでなく、社会全体の衛生観念の向上、食文化の多様化、そしてフランス革命後の市民社会の形成といった、より大きな歴史的背景と深く結びついています。
skebでイラストリクエスト受付中です
イラストご依頼はこちら

Amazon ■note https://note.com/poo_pon
ここで掲載している漫画のKindle版 無料です。のんびり読んでくれると嬉しいです。
週1程度で随時追加中 ぽんぷーまんが
▶︎いつもありがとう! ▶︎ SNS

コメントを書く

こちらのトリビアもいかがですか?

歴史202
丸亀製麺は香川県丸亀市に1店舗…
歴史202
岡山県には「晴れの国岡山」とい…
歴史202
プアーウィルヨタカと言う鳥は、…
歴史202
高知県には、穴が開いていて飲み…
歴史202
日本人からすると変わった名前「…
歴史202
ミイデラゴミムシは100℃を超…
歴史202
山形県の理容室では夏になると「…

新着・更新トリビア(雑学)

無駄知識・トリビアの新着記事
スポーツ60
ラグビー日本代表のエディー監督…
スポーツ59
剣道の試合で竹刀を落としたら負…
スポーツ58
駅伝ランナーが脱水症状でフラフ…
スポーツ57
サッカーJリーグのマスコットに…
スポーツ56
柔道の創始者、嘉納治五郎は試合…
スポーツ55
野球の阪神ファンは負けても「六…
スポーツ54
相撲力士は試合前に塩をまくけど…

雑学一覧

トリビア的雑学を不定期で更新予定。何か面白いトリビアあったら教えてくださいね。

ぽんぷーコンテンツ

ほのぼの情報TOPへリンク
漫画・エッセイへリンク
ふにゃグルメのリンク
雑学ページのリンク
オリジナル動画配信
YouTubeチャンネル
オリジナルグッズ
オリジナルグッズ
創造の世界FuNYU
創造の世界FuNYU
ランキング
ランキング

本日の雑学

雑学

無駄知識の匣(トリビア)

全国各都道府県の…

続きはこちら
イラストACへのリンク
ゲームぽんぷー
suzuri
Amazonインディーズマンガへのリンク
skebへのリンク
ほのぼの情報 マンガ・エッセイ ふにゃグルメ