ピクミンのCMソングは、一時期、ゲームソフト本体よりも売上が良かったという、ちょっと信じられないような逸話があります。
2001年に任天堂からゲームキューブ用ソフトとして発売された『ピクミン』。可愛らしいピクミンたちが敵と戦ったり、物を運んだりする様子は、多くのゲームファンを魅了しました。
しかし、同時期に発売されたCMソング「愛のうた」は、ゲームの内容とは裏腹に、哀愁漂うメロディーと、ピクミンの世界観を反映した歌詞が特徴的でした。一度聴いたら耳から離れない中毒性のある楽曲で、子供から大人まで幅広い層に支持されました。
結果として、このCMソングはオリコンチャートで上位にランクインし、なんと50万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。一方、ゲームソフトの『ピクミン』も人気はありましたが、CMソングほどの爆発的な売上には至らなかった、というわけです。
CMソングがゲームソフト本体よりも売れる、というのは非常に珍しい現象です。ピクミンのCMソングの成功は、楽曲の魅力と、CM戦略の勝利と言えるでしょう。
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