高校野球は、1校18人以内がベンチ入り(登録)できるが、草創期は無制限だった。
高校野球、今ではベンチ入りメンバーは1校18人までと厳格に定められています。しかし、甲子園の歴史を紐解くと、草創期にはなんと人数制限がありませんでした。
想像してみてください。応援団も兼ねてほぼ全員がベンチ入り、文字通り「総力戦」という様相だったのです。
当然、試合に出番のない選手も大勢いたでしょう。
まるで「ベンチ暖め要員」ならぬ「ベンチ埋め要員」状態です。
なぜそんな事態になったのか?
黎明期ゆえにルールが整備されていなかった、
あるいは、参加校を少しでも多くしたいという主催者の意図があったのかもしれません。
その後、時代とともにルールは洗練され、選手の安全面や試合の公平性を考慮して、ベンチ入り人数は制限されるようになりました。
現在では、18人という枠の中で、選手たちは己の力を最大限に発揮しようと鎬を削っています。
昔の「総力戦」も面白いですが、今の「精鋭部隊」もまた、高校野球の魅力の一つと言えるでしょう。
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