投稿日: 2020.03.23　最終更新日: 2024.05.18

トリビア（雑学）ゲーム86 - * ロメロ監督がバイオ2のCMを制作！ * バイオ2のCM、意外な監督が担当？ * ゾンビ映画の巨匠がバイオ2のCMを！

バイオハザード2のCMを制作したのはジョージ・A・ロメロ

**詳細な説明:**

トリビアにある通り、確かに1998年に発売されたPlayStation用ゲーム「バイオハザード2」の北米版CM（テレビコマーシャル）を、ゾンビ映画の巨匠であるジョージ・A・ロメロ監督が手がけています。

ロメロ監督は、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』（1968年）をはじめとする、一連のゾンビ映画でその名を確立しました。その作風は、単なるホラーにとどまらず、社会風刺や人間ドラマを盛り込むことで、ゾンビ映画のジャンルを芸術の域に高めたと言えるでしょう。

カプコンは、発売前から大きな期待が寄せられていた「バイオハザード2」のプロモーションにおいて、ロメロ監督の起用という大胆な戦略を取りました。これは、ゲームの世界観、すなわちゾンビの恐怖と絶望的な状況を、映像のスペシャリストであるロメロ監督によってリアルに表現してもらうことで、より多くの層に訴求しようという狙いがあったと考えられます。

CMの内容は、ゲーム本編とは異なるオリジナルのストーリーで、ラクーンシティがゾンビに襲われる様子を、ロメロ監督ならではの演出で見事に描き出しています。ただし、このCMは、当時ロメロ監督のファンからは「物足りない」という声も上がったようです。監督の作風を考えると、制約の多いCMという短い時間の中で、その才能を最大限に発揮するのは難しかったのかもしれません。

しかし、ゾンビ映画の巨匠が人気ゲームのCMを制作したという事実は、ゲーム史、そしてホラー映画史においても特筆すべき出来事と言えるでしょう。

ゲーム 86 バイオハザ

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