ゲームボーイカラーで、セガが初めて他社のハードにソフトを発売した。
**トリビア詳細解説:**
「ゲームボーイカラーで、セガが初めて他社のハードにソフトを発売した」というトリビアは、一見意外に感じられるかもしれません。
なぜなら、セガは長らく、自社ハードであるメガドライブやセガサターン、ドリームキャストなどを擁し、任天堂と激しいシェア争いを繰り広げていたからです。まさにライバル関係そのものでした。
しかし、ゲーム業界のビジネスは常に変化します。
セガは、ドリームキャストの販売不振などから、2001年に家庭用ゲーム機事業から撤退することを発表しました。
この方針転換によって、セガは自社ハードに縛られることなく、積極的に他社ハードへのソフトウェア供給を行う道を選びました。
そして、セガが初めて他社ハードにゲームを発売したのは、ゲームボーイカラー向けソフト『ソニックアドバンス』(日本国外ではSonic Advance)でした。
2001年12月20日に日本で発売され、北米では2001年2月4日に発売されました。
この作品は、セガの人気キャラクターであるソニックを主人公とした横スクロールアクションゲームで、ゲームボーイカラーの性能を最大限に活かしたグラフィックとスピーディーなゲームプレイが特徴でした。
『ソニックアドバンス』の成功は、セガがマルチプラットフォーム戦略を本格化する上で重要な足がかりとなりました。
その後、セガはゲームボーイアドバンスやニンテンドーDS、PlayStationなど、様々なハードに向けて数多くのゲームを発売することになります。
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