ゲームボーイカラーは、テレビのリモコンが影響を与えるゲームがあった
**詳細な説明:**
ゲームボーイカラー(GBC)は、1998年に任天堂から発売された携帯型ゲーム機です。当時のゲームボーイの弱点であったカラー表示に対応し、多くの人気ゲームを生み出しました。
さて、GBCには、赤外線通信機能が搭載されていました。これは、他のGBCとの間でデータ交換を行うためのものでしたが、この赤外線受光部が、一部の家庭用テレビのリモコン信号にも反応してしまうという、ちょっとした「お茶目」な現象を引き起こしました。
具体的には、GBCの赤外線通信機能は、特定の周波数の赤外線を感知するように設計されています。しかし、テレビのリモコンもまた、赤外線を使って信号を送るため、GBCの受光部が、リモコンの信号を誤って「通信信号」と認識してしまうことがあったのです。
この誤認識が、ゲームプレイに影響を与えるゲームも存在しました。例えば、特定のゲームでは、赤外線通信を行うことでゲーム内のイベントが発生したり、アイテムを入手したりすることができました。そのため、テレビのリモコンを操作すると、意図せずこれらのイベントが起こってしまう、という事態が発生したのです。
これは、意図しない現象ではありますが、ある意味ではGBCの「隠れた機能」とも言えるかもしれません。当時は、この現象を利用して、友達を驚かせたり、ゲームを有利に進めたりするユーザーもいたようです。
ただし、すべてのゲームでこの現象が起こったわけではなく、また、リモコンの種類やGBCの個体差によっても、反応の度合いは異なっていたようです。
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