スーパーマリオシリーズでおなじみの敵キャラクター「ノコノコ」。
通常、二足歩行でコミカルに歩き回る姿が印象的ですが、実は初期デザインでは四足歩行でした。
この事実は、スーパーマリオブラザーズの開発初期段階の資料や、開発者インタビューなどで確認できます。
当初、ノコノコはカメをモチーフとした敵としてデザインされ、よりリアルなカメの動きを表現するため四足歩行が採用されていました。
しかし、ゲーム画面上での視認性や、マリオとの対比、そして何よりゲームとしての面白さを追求する中で、二足歩行へと変更されました。
二足歩行になったことで、ノコノコはよりコミカルな動きが可能になり、マリオのジャンプ攻撃に対する反応も分かりやすくなったと考えられます。
また、ノコノコを踏みつけると甲羅になるという特徴も、二足歩行になったことでより際立ちました。
甲羅を蹴飛ばして他の敵を倒す、というアクションも、ノコノコのキャラクター性を確立する上で重要な要素となっています。
このように、ノコノコの四足歩行から二足歩行への変更は、単なるデザインの変更ではなく、ゲーム全体の面白さを向上させるための重要な決断だったと言えるでしょう。
今ではすっかり二足歩行でお馴染みのノコノコですが、その歴史を知ることで、スーパーマリオシリーズをより深く楽しめるかもしれません。
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