4億年前、1日は24時間ではなくおよそ22時間だった
**説明:**
地球の自転速度は一定ではありません。
長い年月をかけて、わずかに遅くなっています。
約4億年前のデボン紀には、
1日は現在よりも約2時間短い、
およそ22時間でした。
これは、主に月と地球の間の潮汐力によるものです。
月の引力が地球の海に作用し、
潮の満ち引きを引き起こします。
この潮汐摩擦が、
地球の自転エネルギーを少しずつ奪い、
自転速度を遅くしています。
その結果、1日が長くなり、
1年の日数も増えることになります。
(地球が太陽の周りを回る公転速度は変わらないため)
つまり、4億年前の1年は、
現在よりも多くの日数が存在したと考えられます。
ただし、この変化は非常に緩やかです。
100年あたり数ミリ秒程度しか長くなりません。
体感できるような変化ではありませんので、ご安心ください。
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