「となりのトトロ」姉妹のお父さんの名前はタツオ。縄文時代に農耕があったという仮説を立証しよう研究している
「となりのトトロ」に登場するサツキとメイの父親、草壁タツオは、作品中で大学の非常勤講師として働いています。彼の専門は考古学で、作中では縄文時代の農耕に関する研究に取り組んでいることが示唆されています。
当時の考古学界では、縄文時代に本格的な農耕があったかどうかは議論の分かれるところでした。タツオは、その仮説を立証しようと、文献調査や発掘調査に情熱を注いでいるようです。引っ越し直後にも関わらず、研究資料を整理する姿や、娘たちに縄文土器の話をする場面からも、彼の研究熱心さが伺えます。
物語の舞台設定は1950年代後半であり、当時の考古学研究の状況を反映していると言えるでしょう。タツオの研究は、必ずしも当時の主流意見ではなかった可能性があり、その意味でも興味深いキャラクター設定となっています。
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