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投稿日: 2020.05.08 最終更新日: 2024.05.18

トリビア(雑学)文学13 - ブローティガンとマヨネーズの謎

リチャード・ブローティガンは、「アメリカの鱒釣り」を書く際、最後がマヨネーズの作り方で終わる小説が書きたかったと書いてた”

リチャード・ブローティガンは、アメリカのカウンターカルチャー文学を代表する作家の一人です。その代表作である『アメリカの鱒釣り』(原題: Trout Fishing in America)は、1967年に発表され、既存の小説の形式を大きく逸脱した実験的な作品として知られています。

この作品は、一見するとアメリカ各地の鱒釣りの思い出を綴ったエッセイ集のように見えますが、実際には、断片的なエピソード、短い詩、奇妙な挿話などが混在した、極めて自由な構成となっています。物語には明確な筋道がなく、登場人物の「鱒釣り」という概念自体も、具体的な魚釣りだけでなく、人、場所、感情など、様々なものに置き換えられていきます。

ブローティガン自身は、この作品について、形式にとらわれない、より感覚的な表現を追求したと語っています。彼は、既存の小説の枠組みに縛られることなく、自身の内面から湧き上がるイメージや感情を、自由な形式で表現することを目指しました。

トリビアにある「最後がマヨネーズの作り方で終わる小説が書きたかった」というエピソードは、ブローティガンのユーモアのセンスと、形式にとらわれない姿勢を示すものとして、しばしば引用されます。実際に『アメリカの鱒釣り』がマヨネーズの作り方で終わるわけではありませんが、この逸話は、彼の作品が持つアナーキーで予測不可能な魅力を象徴していると言えるでしょう。このエピソードは、彼の作品の自由さ、型破りさ、そして読者を煙に巻くような遊び心を端的に表していると言えるでしょう。
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