ネットで気になるニュース・面白い情報をお届け
ほのぼの情報サイト「PON-POO(ぽんぷー)」 - 無駄知識・トリビア
投稿日: 2020.05.08 最終更新日: 2024.05.18

トリビア(雑学)文学42 - 新田次郎は山岳小説家?本人は否定?

山岳小説家の代表、新田次郎は自分の作品が山岳小説と呼ばれることを嫌っていた 「平地を書けば平地小説でしょうか」と言ってさえいる”

新田次郎は、昭和を代表する山岳小説家として広く認知されています。しかし、彼は自身の作品が「山岳小説」と一括りにされることを好まなかったというエピソードが残っています。

新田次郎の本名は藤原寛人。中央気象台(現在の気象庁)に長年勤務し、気象予報官として手腕を発揮しました。その傍ら、気象や山岳に関する知識、そして何よりも山を愛する心を活かして小説を執筆しました。

代表作には、明治時代の測量隊を描いた『孤高の人』、木曽駒ヶ岳を舞台にした『強力伝』、八甲田山雪中行軍遭難事件を題材にした『八甲田山死の彷徨』などがあります。これらの作品は、自然の厳しさ、人間の極限状態、そしてそこに垣間見える人間ドラマを鮮やかに描き出し、多くの読者を魅了しました。

しかし、彼は「平地を書けば平地小説でしょうか」と述べているように、自身の作品が山岳という特定のジャンルに限定されることを避けようとしました。彼の小説は、単に山を舞台にした物語ではなく、人間そのものを深く掘り下げた普遍的なテーマを描いているという自負があったのかもしれません。山はあくまで舞台設定の一つであり、そこで生きる人々の葛藤や成長こそが、彼の作品の本質だったと言えるでしょう。
skebでイラストリクエスト受付中です
イラストご依頼はこちら

Amazon ■note https://note.com/poo_pon
ここで掲載している漫画のKindle版 無料です。のんびり読んでくれると嬉しいです。
週1程度で随時追加中 ぽんぷーまんが
▶︎いつもありがとう! ▶︎ SNS

コメントを書く

こちらのトリビアもいかがですか?

文学42
「やまぐち」の「ま」にアクセン…
文学42
2015年8月10日、NASA…
文学42
ナマケモノの英名は「Sloth…
文学42
新潟県民は自動車学校のことを「…
文学42
徳島県民は自分たちのことを関西…
文学42
アメリカ版ドラえもん好物はピザ
文学42
スペースインベーダーの亜流の製…

新着・更新トリビア(雑学)

無駄知識・トリビアの新着記事
スポーツ60
ラグビー日本代表のエディー監督…
スポーツ59
剣道の試合で竹刀を落としたら負…
スポーツ58
駅伝ランナーが脱水症状でフラフ…
スポーツ57
サッカーJリーグのマスコットに…
スポーツ56
柔道の創始者、嘉納治五郎は試合…
スポーツ55
野球の阪神ファンは負けても「六…
スポーツ54
相撲力士は試合前に塩をまくけど…

雑学一覧

トリビア的雑学を不定期で更新予定。何か面白いトリビアあったら教えてくださいね。

ぽんぷーコンテンツ

ほのぼの情報TOPへリンク
漫画・エッセイへリンク
ふにゃグルメのリンク
雑学ページのリンク
オリジナル動画配信
YouTubeチャンネル
オリジナルグッズ
オリジナルグッズ
創造の世界FuNYU
創造の世界FuNYU
ランキング
ランキング

本日の雑学

雑学

無駄知識の匣(トリビア)

肉・魚の解凍は氷…

続きはこちら
イラストACへのリンク
ゲームぽんぷー
suzuri
Amazonインディーズマンガへのリンク
skebへのリンク
ほのぼの情報 マンガ・エッセイ ふにゃグルメ