世界最古の歌集である『万葉集』には「万の言の葉」を集めたものという名前がついているが、実際に収録されているのは約4,000首。
**詳細な説明:**
『万葉集』は、奈良時代を中心に編纂された日本最古の歌集であり、その名の由来は「たくさんの言葉の葉を集めたもの」という意味合いを持ちます。
まるで、言葉の落ち葉拾いでもしていたかのようなネーミングですね。
しかし、その「万」という表現は、文字通り「1万」を指すのではなく、「非常に多い」という程度の意味合いで用いられています。
現代風に言うと「マジ卍」みたいなものでしょうか。(すみません、調子に乗りました。)
実際に収録されている歌は約4,500首。
長歌、短歌、旋頭歌、仏足石歌など、様々な形式の歌が収められています。
作者も天皇から庶民まで幅広く、当時の社会や人々の生活、感情が垣間見えます。
恋愛、自然、死など、テーマも多岐にわたり、現代の私たちが読んでも共感できる歌がたくさんあります。
『万葉集』は、日本の古典文学における重要な位置を占めるだけでなく、当時の社会や文化を知る上でも貴重な資料です。
「万」という言葉に惑わされず、その多様性と豊かさを味わってみてください。
きっと、あなたにとってお気に入りの一首が見つかるはずです。
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