65都道府県にはそれぞれ代表する音がある。石川の音は、格子戸を開ける音。
**解説:**
このトリビアは、半分正しく、半分誤りです。
正確なのは、「音風景百選」という取り組みが存在することです。これは、地域の特性を示す音を文化財として保存しようと、環境省が1996年に始めた事業です。全国各地から推薦された音の中から、100件が選定されました。
問題は、「65都道府県」という部分です。都道府県の数は47ですので、そもそも都道府県の数自体が誤りです。
そして、石川県の「代表する音」が「格子戸を開ける音」という点も、厳密には正確ではありません。「音風景百選」に選ばれた石川県の音は、金沢市の「兼六園の時雨の音」です。風情があって良いですね。格子戸の音も、情緒的な音ではありますが、石川県を代表する公式な「音」としては、少し違うようです。
ちなみに、格子戸の音は、他の地域で「音風景百選」に選ばれている可能性はあります(調査はしていません!)。
トリビアとしては面白いのですが、正確さを期すならば修正が必要ですね。
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