全国各都道府県のシンボル。山口県の花は夏みかんの花。木はアカマツ。鳥はナベズル。
山口県のシンボルたちは、それぞれに豊かなストーリーを秘めています。
**花:夏みかんの花**
山口県は、夏みかんの栽培が盛んな地。爽やかな香りと甘酸っぱい味わいは、県民に愛されています。夏みかんの花は、その可愛らしい白い姿と香りで、山口県の温暖な気候を象徴しています。もともとは江戸時代に、長門市(旧・仙崎)で発見された偶発実生が起源とされ、長い年月をかけて山口県全体に広まりました。
**木:アカマツ**
県内の山々を彩るアカマツは、たくましい生命力を持つ木。古くから建築材や燃料として利用され、人々の生活を支えてきました。防風・防砂林としての役割も果たし、海岸沿いの地域を守っています。アカマツの赤褐色の幹は、山口県の自然の風景に深みを与えています。
**鳥:ナベヅル**
冬になるとシベリアから飛来するナベヅルは、山口県を越冬地として選びます。特に周南市八代地区は、ナベヅルの重要な飛来地。優雅な姿で舞い降り、春までの間、県民の目を楽しませてくれます。ナベヅルの渡来は、山口県の豊かな自然環境を示すとともに、環境保護の重要性を訴えかけています。これらのシンボルは、山口県の自然、歴史、文化を体現しているのです。
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