伊豆と言えば静岡県だが、伊豆半島の沖にある「伊豆諸島」は東京都に属している。
伊豆、温泉と海の幸で有名な観光地。多くの人が「静岡県!」と答えるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。伊豆半島から南へ伸びる島々、「伊豆諸島」は、意外にも東京都に属しているんです。
伊豆諸島は、大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島など、大小様々な島々から構成されます。
これらの島々は、歴史的な経緯から東京都に編入されました。
では、なぜ伊豆「諸島」だけが東京都なのか?
それは、江戸時代に遡ります。
江戸幕府が、これらの島々を直接統治する必要があったため、幕府直轄領としました。
明治維新後、その流れを引き継ぎ、東京府(現在の東京都)の管轄となったのです。
伊豆半島は温暖な気候で知られていますが、伊豆諸島もまた、独自の自然と文化を持っています。
黒潮の影響を受けるため、亜熱帯性の植物が生い茂り、本土とは異なる生態系が育まれています。
また、島ごとに異なる方言や祭りなど、独自の文化が息づいています。
伊豆を訪れる際には、伊豆半島だけでなく、伊豆諸島にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
本土とは一味違った、魅力的な風景や文化に出会えるはずです。
そして、「伊豆諸島は東京都!」というトリビアを、ぜひ誰かに話してみてください。
きっと、話のタネになるでしょう。
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