福井県民は相づちで「そうそう」とは言わず「ほやほや」と言う。
福井県で「ほやほや」は、相づちとして使われる表現です。
標準語の「そうそう」や「そうだね」に近い意味合いを持ち、相手の発言に同意や共感を示す際に用いられます。
この「ほやほや」という言葉は、福井県嶺北地方で特に顕著に使われる傾向があります。嶺南地方ではあまり使われない、または意味合いが異なるケースもあるようです。
語源については諸説ありますが、有力なのは「法(ほう)や法や」が訛ったという説です。仏教用語の「法」を重ねることで、相手の発言を肯定する意味合いが込められたと考えられています。
福井県外の人にとっては、初めて聞くと少し不思議な、可愛らしい響きに聞こえるかもしれません。福井県の方言の中でも、特に親しみやすく、県民性を表す言葉の一つと言えるでしょう。
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