投稿日: 2020.05.14　最終更新日: 2024.05.18

トリビア（雑学）日本の地域294 - 萩明神池！淡水魚と海水魚が共存

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山口県萩市には淡水魚と海水魚が一緒に住む「明神池」という池がある。

**トリビア詳細説明:**

山口県萩市にある「明神池」は、一見すると普通の池に見えますが、実は非常に珍しい特徴を持っています。それは、淡水魚と海水魚が同じ池の中で共存しているという点です。

この不思議な現象の理由は、池が海と繋がっていることにあります。しかし、直接的に海と繋がっているわけではなく、地下水脈を通じて海水が池に流れ込んでいるのです。そのため、池の水は真水と海水が混ざった汽水となり、海水魚も生息できる環境が生まれています。

明神池には、フナやコイといった淡水魚に加えて、クロダイやボラなど、本来は海に生息するはずの魚たちが泳いでいます。これは、海水魚が海から池に入り込み、そのまま池に適応してしまったためと考えられています。

池の周辺は公園として整備されており、散策路や休憩スペースも設けられています。池のほとりには、池の名前の由来となった明神様を祀る祠もあります。観光客は、珍しい魚たちが泳ぐ姿を観察したり、静かな池の風景を楽しんだりすることができます。明神池は、自然の不思議を体験できる、萩市を代表する観光スポットの一つとなっています。

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