ソフトボールは最初、ボクシンググローブをボールにしていた
ソフトボールの起源には、意外なエピソードが隠されています。
1887年の感謝祭、シカゴのファーグ・ボートクラブで事件は起こりました。
イェール大学とハーバード大学のフットボールの試合結果を待つ間、
人々は退屈しのぎに集まっていました。
そのうちの一人、ジョージ・ハンコックが、
丸めたボクシンググローブを遊び半分で投げ始めました。
(当時のボクシンググローブは、
今よりもずっと丸っこくて掴みやすかったのかもしれませんね。)
誰かがそれをバットの代わりに棒で打ち返したことから、
即席の室内野球ゲームがスタート。
ハンコックは、このゲームをより体系化するためルールを作り、
「インドア野球」として広めていきました。
最初はボクシンググローブがボール代わりでしたが、
その後、より適切なボールが使用されるようになります。
インドア野球は、
ソフトボール、キックボール、遊びとしての野球など、
様々な派生ゲームを生み出すことになりました。
つまり、ソフトボールのルーツは、
感謝祭の日の退屈と、ボクシンググローブが
生み出した偶然の産物だったのです。
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