高知県の観光名所「はりまや橋」は「日本三大がっかり名所」の一つと言われている。
高知県高知市にある「はりまや橋」は、その名前とは裏腹に、訪れる人をちょっぴり(いや、かなり?)しょんぼりさせてしまうことがある観光名所です。
「日本三大がっかり名所」という、ありがたくない称号の一つに数えられていることもあります。
その理由は、かつて朱塗りの小さな橋であった面影が、都市開発によって失われてしまったことにあります。現在は、小さな赤い欄干の一部が再現されているものの、周囲をビルに囲まれた、ごく短い橋として存在しています。
その昔、弘法大師(空海)が修行時代に、近くの寺の女性に恋心を抱き、毎日この橋を渡って会いに行ったという伝説があります。そのため、恋人たちの橋としても知られていました。
かつては、橋のたもとには水路が流れ、情緒あふれる風景が広がっていたそうですが、現在は暗渠化され、橋の下を流れる水の音も聞こえません。
期待を胸に訪れた観光客からは、「え?これが?」という声が上がることも少なくありません。
しかし、はりまや橋の歴史や伝説に思いを馳せれば、ただの小さな橋以上の価値を見出せるかもしれません。近くには、はりまや橋公園や、橋の歴史を紹介する施設などもありますので、併せて訪れることをおすすめします。
がっかり名所という肩書きに惑わされず、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
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