高知県の観光で有名なはりまや橋は、すぐ隣にある車や路面電車が走っている道路が本来のはりまや橋。
高知県を代表する観光名所、はりまや橋。
多くの人が朱色の欄干が印象的な小さな橋を
カメラに収めますが、実はあれ、"観光用"なんです。
本当のはりまや橋は、そのすぐ隣を走る
車や路面電車が行き交う、ごく普通の道路の一部。
橋というより、もはや「道路にかかる部分」
という感じでしょうか。
昔、堀川が流れていた場所に架けられていた橋で、
お寺(竹林寺)の僧侶と、町娘がお互いを思い、
密かに橋を渡って逢瀬を重ねた、
という伝説が残っています。
(恋の橋、ロマンチック!)
しかし、時代の流れとともに堀川は埋め立てられ、
橋も道路の一部となってしまったのです。
観光客がっかり…?いえいえ、ご安心を。
「せっかく来たのに!」という声に応え、
往時の面影を残す朱色の橋が
復元されたというわけです。
(ナイス、高知県!)
つまり、私たちが「はりまや橋」として認識しているのは、
ロマンチックな伝説を再現した"観光用"の橋。
本物(?)は、その横でひっそりと、
現代の交通を支えているのです。
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