佐賀県の「唐津くんち」は毎年秋に開催されるお祭りであるが、開催中は市内のほとんどの小中学校が休校になる。
佐賀県唐津市で行われる「唐津くんち」は、毎年11月2日から4日にかけて開催される、ユネスコ無形文化遺産にも登録された絢爛豪華な秋祭りです。
見どころは、漆塗りで装飾された巨大な曳山(やま)。鯛や武田信玄の兜などを模した14台の曳山が、笛や太鼓の音色とともに市内を練り歩く様子は圧巻の一言です。
この「唐津くんち」期間中は、市内全体がお祭りムード一色! 特に重要なのは、3日間のうち初日の「宵曳山」と、最終日の「町廻り」です。
なんと、この期間中は、市内ほとんどの小中学校が休校になるというから驚きです。これは、生徒たちが曳山を引く人手として参加したり、地域全体でお祭りを盛り上げるという目的があるため。
子供たちはもちろん、大人もこぞって参加し、まさに「町を挙げて」のお祭り騒ぎとなるのです。
「唐津くんち」は、地域住民にとって単なるお祭り以上の、アイデンティティを育む大切な行事と言えるでしょう。
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