**詳細説明:**
熊本県を中心とした地域で、ドアや戸を閉めることを「あとぜき」と言うのは事実です。この方言は、主に熊本県、特に県北部や阿蘇地方で広く使われています。
「あとぜき」の語源は、「後(あと)」と「塞(せ)き)」が組み合わさったものと考えられます。「後」は文字通り「後ろ」を意味し、「塞き」は「塞ぐ」という意味合いを持ちます。つまり、「後から塞ぐ」=「閉める」というニュアンスになります。
この方言は、古い時代の言葉遣いが残ったものと考えられ、地域によっては高齢者を中心に使われる傾向があります。若い世代ではあまり使わない、もしくは意味を知っていても普段は標準語を使うという人も増えています。
熊本県外の人にとっては馴染みのない言葉であるため、県外出身者が初めて耳にすると、意味が分からず戸惑うこともあります。「あとぜきしといて!」と言われたら、「ドアを閉めておいてくださいね」という意味だと理解しましょう。
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